トップ / 第5回(S2)
第5回|市場を調べて分析する
この回のゴール
市場・競合をデータで集めて分析し、競合の地図(マップ)と「まだ誰も埋めていない隙間」を1枚にまとめます。
🗺 今日の地図(この順に進みます)
- 市場の基礎データを「エリア限定」で集める
- 競合を1社1ファイルで残す
- 3C分析にかける(自分・自社を読ませるのがコツ)
- (必要に応じて)PEST・5フォース・市場規模も見る
- 横断統合して「隙間」を見つける
はじめに:なぜ自分・自社を一緒に読ませるの?
前回まとめた「自分・自社」を武器に、外の市場を調べます。同じ「市場を調べて」でも、自分と自社のデータを一緒に読ませると、一般論ではなく自分の事業に紐づいた答えが返ってきます。これが、ふつうのネット検索との大きな違いです。
準備するもの
- 第4回で作った
自分.md・自社.md・research/
進め方(手順)
-
市場の基礎データを「エリア限定」で集める目安 22分
「○○市場」とだけ聞くと全国の一般論になります。地域を入れると一気に自分の現実に近づきます。
AIへの指示「横浜エリアの相続・空き家の不動産仲介市場」について、出典つきで調べて research/market/ にまとめてください。 - 市場規模・成長率 - 誰が誰にお金を払っているか - 使える補助金・制度 - 人手不足や賃金の動向 - 直近で伸びているサービス
-
競合を1社1ファイルで残す目安 20分
AIへの指示(競合サイトのURLを渡して)この競合サイトを読んで、research/competitors/ に1社1ファイルでまとめてください。 提供サービス・価格帯・ターゲット・強み・弱みを、同じ項目で揃えて。
-
3C分析にかける(自分・自社を読ませるのがコツ)目安 25分
3Cは「お客様・競合・自社」の3つから商売を見る型です。名前は覚えなくてOK。
AIへの指示research/ と 自社.md・自分.md を読んだうえで、「横浜の相続・空き家仲介市場」を3C分析してください。 - Customer:お客様は誰で、何に困っているか - Competitor:competitors/ の各社の強み・弱み - Company:自社の強みと、私個人の強みを分けて 最後に「私が勝てる位置」を1つ提案してください。→ research/analysis/3C.md
ここまでできたらOK: 3C.md ができ、最後に「自分が勝てる位置」が1つ書かれている。 -
(必要に応じて)PEST・5フォース・市場規模も見る目安 15分
余裕があれば、世の中の流れ(PEST)、儲かる構造か(5フォース)、市場の大きさも同じ要領で。
AIへの指示同じ市場について、PEST(政治・経済・社会・技術の追い風と向かい風)を出典つきで research/market/pest.md にまとめてください。
-
横断統合して「隙間」を見つける目安 25分
集めた情報を、1枚の地図にまとめます。
AIへの指示research/ 全体を読んで、次を1枚にまとめてください(research/analysis/横断統合.md)。 1. 競合比較表(各社を価格帯・ターゲット・提供価値で) 2. 市場マップ(どの層に、誰が、いくらで売っているか) 3. お金は動いているのに、まだ誰も埋めていない隙間の候補
🎉 今日のゴール達成! 市場の地図と「勝てる隙間」の候補が手元に揃いました。次回は、ここから戦う場所を1つに決めて、計画にします。
大事なこと
フレームワークは「埋めて満足」で終わらせない。最後に必ず「この分析から、私が取るべき一手を1つ」とAIに聞きます。
つまずいたら
- 一般論しか返らない → 必ず地域名と、自分.md・自社.mdを一緒に読ませる。
- 数字が怪しい → 元データで裏取り。確認できなければ「未確認」と残す。
宿題(次回まで)
いちばん確かなデータは「現場の声」です。既存のお客様や取引先3人に「最近の困りごと/直近で何にお金を払ったか」を聞き、research/sources/ に入れておきましょう。次回はいよいよ市場を決めて、計画を作ります。
出典:SOVREN Framework「S2」STEP3〜4より。教える内容は省略していません。